2日目は神奈川県川崎市という大都市が視察の舞台。
人口は1,81,706人という全国8位のランキングで年間予算5,740億円、実質公債費比率は13,4%。世界最先端の研究開発都市として日本をリードしている都市です。
調査項目は「公契約条例」についてです。
そもそも公契約とは、最近の入札価格の低下のしわ寄せが、下請け業者や労働者の賃金に及ぶ恐れがあるため、公共工事の品質、労働者の環境を守るために最低賃金等を含め条例で規定したものです。対象工事は工事請負契約額6億円以上、予定価格1千万円以上の一定業種の業務委託契約、指定管理者の締結する協定等です。
浜田市ではこのような大きな公共工事はありませんが、品質の確保、労働者の賃金担保の観点からは重要な視点であると思っています。