2012.8.18日~19日の2日間、島根県浜田市石央文化ホールで全国の子ども達による神楽の祭典、「全国子ども神楽サミットin島根」が開催されました。主催は島根県、島根県教育委員会、財団法人島根県文化振興財団。参加団体は県外8団体、県内12団体で浜田市からは3団体の出演でした。
この3団体の出演選定は私が代表を務める子供神楽団体のネットワーク組織「どんちっちサポートIWAMI」で全員合意のもとで推薦いたしました。
17日の前日は子供同士の交流会、関係者対象のレセプションに、県知事・浜田市長が同席し盛大に開催されました。そして17日の朝サミット開会式で市内3団体の代表の子ども3人で「2012全国子ども神楽サミットin島根サミット宣言文」の朗読で幕を開けました。17日は市内からは周布青少年保存会、その他の出演は浜田市内公立幼稚園子供神楽、左鐙子ども神楽社中(津和野)、仁淀川町立池川中学校(高知県)、嘉久志公民館子ども神楽会(江津市)、隠岐島前神楽西ノ島同好会、成羽備中神楽育成会(岡山県)、雲南市立海潮中学校、曽爾村立中学校(奈良県)、雪田子ども神楽団(邑南町)。18日の参加団体は市内から長浜社中、西村子供神楽社中、その他大河内子供会(宮崎県椎葉村)、折尾神楽保存会(北九州市)、子供神楽塩津っ子倶楽部(出雲市)、久喜市立鷲宮中学校(埼玉県)、宅野子ども神楽保存会、山波子ども神楽団(尾道市)、三谷キッズ(益田市)、早池峰大償神楽保存会(花巻市)と東北から九州まで全国津々浦々の素晴らしい伝統芸能を次代を担う子どもたちによって舞われた厳粛にも華やかな神楽に心から拍手を送るとともに、浜田市に訪れてくださったことに感謝します。
思えば私たちが「いわみ子供神楽フェスタ」を開催して本年で15年を迎えることができました。その活動の中で、神楽後継者育成に大きく寄与できたものと自負しています。その子ども神楽全国大会が浜田市で開催できたことは本当に感無量の想いです。また子ども神楽フェスタを始めて開催した時に、ともに立ち上げた松田昭友氏(故人)、橋本敏氏(故人)、小川憲治氏、竹内惟臣氏に改めて感謝申し上げます。今後、この大会から得た多くの絆と地域に対する誇りを大切に後継者育成と神楽を核としたまちづくり精進することを決意しました。全国の参加者の皆様本当にご苦労様でした。そして地元の大会関係者、参加社中の皆様ありがとうございました。