7月26日大田市「あすてらす」において県内市議会議員の研修会が開催され、参加してきました。講師はよみうりテレビ報道局 解説副委員長 春川正明氏。演題は「どうなる今後の日本~時代の風 政治経済の変化を読む~」。春川氏は全国ネット「情報ライブ ミヤネ屋」でレギュラーニュース解説員として活躍中です。
1997年にはNNNロサンゼルス支局長。「ペルー日本大使公邸人質事件」「ハワイ潜水艦とえひめ丸衝突事件」等を取材。米テレビNBCから絶大な信頼を得て関係構築。帰国後も報道局「ウエークアップ!」チーフプロデューサー、報道局報道部長を経て2007年より解説員。とまあ、華々しい経歴です。
内容に関しては現在の世相を含め国会の裏話や幅広い視点で日本の今後を語っておられましたが、原発問題、オスプレイの導入に伴う日米問題に踏み込んだ話は残念ながらありませんでした。ただ現在の経済情勢や日本の向かう方向性に関するお話は今後の政治活動にはプラスになったところです。今後テレビを通じて春川氏の発言には耳を傾けようと思います。
話は変わりますが、1時間30分の講演を聞くために半日使うことは意味があるのか考えています。あるテーマを県内議員が一堂に会して議論することは大切なことですが、講師のお話を聞いて質疑応答するスタイルは現在テレビ会議システムやスカイプという手段で十分可能です。情報化の進展はそのようなことをなんなくやってのけるための手段であると考えますがおかしいですか?経費や時間の有効活用を実践するためにICTを活用した研修の今後がもっと議論されるべきと考えています。