最終目は茨城県守屋市。人口は62,482人、年間予算164億円、実質公債費比率9.6%、自主財源比率75.2%と素晴らしい財政状況で、「すみやすさ全国ランキング」は4位! 市の名の語源は色々とあるようですが、その一つとして「東征の際通貨した日本武尊が、森林の果てしなく広がる様子に詠嘆した(森なる哉)からきている」という説があるようです。
つくばエクスプレス守屋駅から降り立った風景は都会というより広大な土地が今後の都市開発を予感させる、可能性を秘めた町として映りました。
調査項目は「クレジット収納」についてです。全国的に税金等のクレジットによる収納は徐々に増加しつつあるという。地方自治法の改正によるクレジットカード収納の導入は、現在のクレジットが標準化している社会構造を考えると当然かもしれません。守屋市では日中働いている人間が非常に多く、24時間対応のインターネットによる税金のクレジット収納が進んでいるようです。ただし口座引き落としによる収納(マルチペイメント方式)は対応する地方銀行がないため実施していないとのことです。浜田市も水道料等コンビニでの支払を可能とする等、市民の利便性を考え、様々な取り組みを行っていますが今後とも先進市事例の良いところはきちんと吸収して、市政推進に役立てたいと決意した視察でした。