平成25年5月15日~16日、熊本県御船町、山口県防府市へ出かけてきました。当委員会では議員定数の議論を中心に行ってきましたが、昨年12月議会において現在の議員定数28名から24名へと削減する形になりました。現在は引き続き市民と議会の距離を縮めるために一層の改革に取り組んでいます。特に今議論を集中させている課題として「通年議会」があります。
今回の行政視察で既に通年議会を導入している熊本県御船町と議会改革先進地である防府市にお邪魔しました。熊本県御船町は人口17,888名、面積は99k?、実質公債費比率12.9(浜田市20.1)で非常にコンパクトな町です。この議会では既に1年を通じて議会が開会している状況で、いちいち議会を招集しなくてもリアルタイムで陳情・請願を処理でき一般質問も毎月行うというアクティブな議会といえます。ただし緊張感がどの程度維持できるか、執行部の対応がさらに多忙になる等リスクも大幅に増えるとも言えます。浜田市議会もこの通年議会制度を導入するか否かを慎重に検討して参ります。写真は御船町町長山本こうじ氏とのツーショット、熊本名物馬刺し、そして御船町で全国初めて発見された肉食恐竜(ミフネリュウ)の歯のレプリカです。