明けましておめでとうございます。
旧年中は皆様から多くのご声援、ご指導を賜り心から感謝申し上げます。
昨年は3.11東日本大震災が日本を直撃。多くの尊い命が瞬時に奪われ大切なものも同時に津波が奪い去ってしまったあの日。東北で失われた多くの見果てぬ夢に想いを馳せる時悔しさがこみ上げてきます。
私たちはオールジャパンとして東北地方の復興を、支える義務があると思います。
小さな力でも、わずかな想いでも絶え間なく積み上げることにより日本を復興する力、日本を変える力へと変わっていくものと確信しています。
「一燈照隅 万燈照国」できることから始めましょう。

さて浜田市も厳しい財政状況の中、安全安心のまちづくりをベースに特性を活かした地域づくりに取り組んでいきます。たしかに人口は大幅に減少し経済力も右肩下がりです。しかし諦めたらそこで終わり。ささやかでも希望が持てる地域を今年も一歩ずつ進めていきたいと思います。やはりそのキーワードは「改革」と「夢」。

橋本大阪市長の誕生は自治体運営の今後に大きな一石を投じました。私が代表を務める「はまだ維新の会」は昨年立ち上げ地域の若者を中心に浜田市を変えるための勉強会を数回開催させていただきました。大阪維新の会のようなローカルパーティではありませんが、その精神は相通ずるものがあると感じています。特定の部分を痛めつけるような改革ではなく行政、市民から納得のしていただける改革を進めていきたいと思います。「夢」に関しては、今年こそ地域の強みである、「港」「石見神楽」「食」「自然」を徹底的に活用した仕掛けを行い地域に再び活力をもたらしたいと思います。
今回の震災でふるさとに対する想いが強まりました。帰る所があるって素敵なことではないですか。私はその帰ってくる人々を暖かく迎え、住み続ける人々には希望と誇りを与えてくれる故郷を創りたいと思います。変えてはならない物と変えなくてはいけない物をきちんと整理してメリハリのある市政運営を目指します。
この一年激動の年となるような予感がします。しかしその先には必ず希望があると思いませんか。 
みんなで浜田を盛り上げましょう!             
川神 裕司