旧年中は皆様に大変お世話になりました。とりわけ昨年10月に行われた浜田市長選挙に、18年間の市議会議員生活で培った行政経験を活かし、愛する浜田市で56年間お世話になった恩返しのために一年奮起、立候補いたしました。
既に相手候補は強力な組織選挙を展開。圧倒的な逆風の中、既得権益中心の政治から市民の声を具体的な戦略として推進する「市民参加型選挙」を目指しました。結果は大差をつけられ破れました。しかしながら、この選挙で失うものもありましたが、暖かい市民の気持ちを頂いたことを始め、挑戦することの尊さ等多くのものを得ることができました。とかく地方都市では、無理な挑戦はしない、長いものには巻かれろ的な考え方が横行しています。しかしながら、地方都市が現在の課題を解決し発展していくためには、プラス発想と可能性への挑戦、そして地元に対する無償の愛だと考えています。
さて浜田市は厳しい財政状況をはじめ、浜田那賀方式自治区の今後の展開、上り続ける介護保険料と施設待機者数、平成29年から予定されている水道料の大幅値上げ、一次産業の再生と雇用の場の確保等挙げればきりがありません。私は選挙には破れましたが、皆さんに掲げた浜田市再生戦略を民間の立場から実行していくつもりです。引き続き市民主役のまちづくり運動を皆さんと共に推進できたら幸せです。ご支援をよろしくお願いします。
昨年、国においては福島原発の汚水問題、産地偽装等食の安全神話の崩壊、防空識別圏問題による緊迫状態、特定秘密保護法の行方等国家の安全・安心に関わる課題が山積しています。今こそ政治の果たす役割は大きいと実感しています。
一方、2020年東京オリンピック開催決定や富士山の世界遺産登録等日本に元気を与える出来事もありました。今、国においても地方においても大きなターニングポイントを迎えていると考えます。我々の国を、地方をどこへ向かわせるのかは一人ひとりの想いや行動にかかっています。無関心から脱却して具体的な行動を起こしましょう。住民意識が変わり行動をすること!それこそが地域を活性化する最大の要素だと信じています。
皆さん、今年も元気だして頑張りましょう。 2014年元旦