先日浜田ライオンズクラブの持ち出し例会で、浜田第二ダムの本体建設工事の現状を視察してきました。現在浜田ダム再開発事業として浜田第二ダムが建設されています。
浜田川は昭和33年の大洪水を契機に浜田ダム建設および中小河川改修事業に着手。浜田川上流に昭和38年に既設ダムが完成しましたが、昭和58年、昭和63年の大水害により再び大きな浸水被害が起こったことは周知の事実です。今回は既設浜田ダムを改造し、浜田第二ダムと一体となって浜田市中心部および浜田川沿川地域の水害を防除するのが目的です。
現在はダムのコンクリート打設量が1月に20万㎥を達成。残すところあと10万㎥となりダムの予定の高さ97.8mのうち56mが打ちあがっています。完成がとても楽しみです。この完成により今後浜田市が二度と洪水により浸水することがないようになることを祈るばかりです。さらにこの第二ダムは金城町、弥栄町、浜田市の交わる中心に存在する形になります。正に合併による一体感を感じることができる場所というべきでしょうか。この場所を中心に県道が建設され新たな道路ネットワークが創られます。防災のためだけでなく地域の交流に大きな力となるでしょう。あと少し事故のないように工事が進むことを願います。