皆様におかれましては、お健やかに平成30年の新年をお迎えのこととお喜び申し明けます。旧年中は私、川神裕司の活動に対しまして様々なご意見、ご指導を賜り心より感謝申し上げます。
前回の市長選挙挑戦から4年経過した昨年10月には再挑戦を行うか、仲間と議論した結果私は市議会議員選挙を選びゼロからのスタートをきることを決断いたしました。その結果、様々な苦言、応援を頂く中、皆様のお蔭で政治のフロントに返り咲くことができました。皆様の応援に関して私自身が初心に帰り、地域の再生と議会の活性化のために全力を尽くすことがとても大切なことであると考えています。現在は議長という私には重すぎる立場を拝命し、身が引き締まる思いで日々議会と市民の距離感を縮めるため東奔西走しております。
さて今回私の取り組むべき政策は大きく2つあります。まず一つは目の前に迫りくる2025年問題を「地域包括ケアシステム」を創り上げることで少しでも解消すること。この点に関して私は誰でもが気軽に相談、交流ができる「町の保健室」を民間レベルで開設します。さらに私が薬剤師という医療界の人間という強みを生かして医療・福祉・介護の橋渡しの役割を行って参ります。二つ目はより開かれた議会実現のための改革を推進して参ります。全国で市議会議員の不祥事が多発する中、地域住民の議会に対する目はとても厳しいものがあります。当然のことながら市民の皆様の貴重な血税を使い私たちは活動しております。皆様と議会の信頼関係が崩れ去った時、議会は機能しなくなります。現在私は特に重きをおいていることは、議会自ら条例制定等の政策提言ができる能力を養い浜田市の課題解決に寄与すること。もう一つは定数の適正化や市民に対する徹底的な情報公開等の議会改革を推進することにあります。
また地域活動に関しましては現役で活動している石見神楽の推進を全力で行いたいと考えております。昨年は皆様方からの温かいご支援により、どんちっちサポートIWAMI主催の「いわみ子供神楽フェスタ」が20周年を迎えることができました。今年より運営体制を刷新して次代を担う子供たちの育成に望みたいと思います。
また消防団活動、社会奉仕活動、スポーツ振興も今まで以上に取り組ませていただきたいと思います。さらに本年2月17日には防衛協会青年部会中国地区連絡協議会の島根県浜田大会を浜田市内ホテルで開催します。不安定の日本海の情勢に対する講話や自衛隊関係者との懇談等有意義な大会のための準備を行っております。
当然薬剤師として地域医療の推進に取り組むことはいうまでもありません。
今年一年よろしくお願い申し上げます。