新型コロナウイルスの5類に移行して約1カ月。観光事業を筆頭に経済活動が上がってきています。ただコロナウイルスの影響はまだ続きそうで、最低限の感染防止対策は必要です。最近は特殊詐欺に代表されるSNS等情報化の不適切な活用、あいかわらずのロシアとウクライナの衝突による世界不安、等課題山積が続きます。国民として、市民として不安を感じざるをえません。そのような中で先月、被爆地広島でG7が開催され、成果と課題が論じられています。とにかく先進国首脳、特に核保有国のトップリーダーが被爆地日本に集結し、被爆地広島で議論する意味は大きかったと感じています。ただ核廃棄に向けた具体的アクションに繋がるかは今後の大きな課題だと思います。
また国では異次元の「子育て支援」が実行されようとしていますが、国の危機管理の戦略にしては大きな出遅れを感じます。この少子化対策はその必要性をいったいいつから叫んでいるのか?やっと真剣に議論を始める第一歩が今ですかね?とにかく地方公共団体は国が考えるプランをそのまま受け入れる事が厳しい状態です。国の方向も必要ですが、現場の状態を大きな課題と捉え、その対策として「子育て支援環境の充実」を急ぐべきと考えています。また少子化対策3兆円のうち2兆円を医療費等の抑制で当てたらと驚くべき発想が出されて驚きです。